マクロ経済スライド

年金額年度改定

【2021年度版】マクロ経済スライド調整の仕組み、2021年度は次年度以降に繰り越し

マクロ経済スライドとは、現役の被保険者の減少と平均余命の伸びに応じて年金額を抑えるしくみです。2021年度の年金額改定でマクロ経済スライド調整率は-0.1%になりますが、規定により次年度以降に繰り越されました。マクロ経済スライドの仕組みについてみていきたいと思います。
トピックス

2021年度より年金額改定ルールが変更されました、年金財政の安定が目的

毎年度の年金額は以下のルールで改定されています。新たにもらい始める人の年金すなわち新規裁定年金は賃金変動率をベースに、すでにもらっている人の年金すなわち既裁定年金は物価変動率をベースに改定する賃金変動率が物価変動率を下回る場合は両裁定年金とも賃金変動率をベースに改定するただし、2の場合で賃金変動率がマイナスになる場合は両裁定年金の減額率を抑える措置をとる平成...