銀行業務検定協会が実施している「年金アドバイザー3級(2019年10月27日実施)」に合格しました。
11月30日に合格通知が到着しました。
自己採点通り、100点満点で92点(50問中46問正解) という成績でした。
成績結果
成績の詳細
- 基本知識
- 54点/60点満点(27問正解/30問中)
- 平均34.47点
- 技能・応用
- 38点/40点満点(19問正解/20問中)
- 平均17.69点
- 合計
- 92点/100点満点(46問正解/50問中)
- 平均52.16点
- 合格者数
- 3,262名/8,337名
- 合格率39.13%
不正解した問題
50問中4問不正解でした。不正解した問題を振り返ります。
〔問-7〕国民年金の第1号被保険者に対する保険料免除制度について、誤っているものは次のうちどれですか。
- 私の選んだ回答
(5)産前産後免除期間は、単胎妊娠の場合、出産予定日または出産日の属する月の前月から4ヵ月間である。…これは正しかった - 正解
(2)過去10年まで遡って保険料免除の申請をすることができる。…これが誤っていた
国民年金保険料の免除申請ができるのは、 申請時点から2年1ヵ月前までの期間の保険料です。(2)が間違っていることになります。
免除された保険料は10年前に遡って追納できるので、それと読み間違って(2)を正しいと判断してしまいました。
誤っているとはっきりわかる項目がなかったので、あてずっぽうで(5)を選んでしまいました。
〔問-12〕 厚生年金保険および国民年金の受給権について、誤っているものは次のうちどれですか。
- 私の選んだ回答
(5)社会保険審査官に対する審査請求は、厚生労働大臣による年金給付等の処分を知った日の翌日から原則として3ヶ月以内に行わなければならない。…これは正しかった - 正解
(4)死亡した年金受給者の子であれば、その者と生計同一でなくても自己の名で未支給年金を受給できる。…これが誤っていた
未支給年金は、年金を受けていた人が亡くなった当時、その方と生計を同じくしていた、配偶者、子、父母、孫、祖父母、兄弟姉妹、その他の3親等内の親族が受け取ることができます。
(4)の「3ヶ月以内に」と、(5)の「生計同一でなくても」のどちらかが誤っていると考えました。
迷った末、未支給年金は生計同一でなくても受け取れるのではないかと思い(5)の方をマークしてしまいました。
〔問-29〕 個人型確定拠出年金制度について、誤っているものは次のうちどれですか。
個人型確定拠出年金については正確な知識がなく、次の3つのどれかで迷いました。
- (1)国民年金の第3号被保険者の掛金の拠出限度額は、年額144,000円である。
- (3)運営管理機関が提示する運用商品には、リスク・リターン特性の異なる3つ以上の運用商品を選定することが義務付けられている。
- (5)60歳から老齢給付金を受給するには、10年以上の通算加入者等期間が必要である。
正解(誤っているもの)は(1)でした。私は(5)をマークして間違えました。
- (1)第3号被保険者の掛金の拠出限度額は年額276,000円で、ここが誤っていました。
- (3)はこの通りでした。提供する運用商品は3以上35以下の範囲内で選定・提示する、 元本確保型の提供義務はない、などの改定が行われています。
- (5)もこの通りでした。61歳から受給するためには8年以上、62歳から受給するには6年以上、などの規定があります。
今年2019年は「老後2000万円不足問題」が大きく取り上げられ、確定拠出年金などの私的年金が注目されています。
今後も確定拠出年金についての出題が続くのではないかと思います。
〔問-37〕 在職老齢年金の問題
この問題については以下のページで詳しく記事にしています。
在職老齢年金の総報酬月額相当額を計算する際、受け取った賞与の額が1ヶ月につき150万円を超える場合は、標準賞与額を150万円として計算することを押さえていませんでした。
まとめ
問-7、問-12は答えられたかなと思い少し残念です。
問-29、問-37は押さえきれていなかった内容なので仕方なかったと思います。
7月下旬から3ヶ月間勉強した結果に満足しています。