父が亡くなり父の未支給年金を請求しました

父が2025年5月に亡くなりました。百歳を超えた長寿でした。

年金は偶数月に支給され、6月に支給されるのは4・5月分になります。

5月に亡くなった場合5月分まで受給権がありますが、6月の支給が停止されるので4・5月分が未支給年金になります。

この未支給年金の請求手続きをしました。

厚生年金の手続き

厚生年金の支給停止を届けるため、はじめ「年金事務所」に行きましたが、混んでいるようで近くの「街角の年金相談センター」を紹介されそちらに行きました。

▼持参物

「街角の年金相談センター」ではブースの中で係の方の指示に従って書類を記入しました。

未支給年金が発生するということで以下の「未支給年金・未支払給付金請求書」を記入することになりました。複写式になっていて2枚目が「受給権者死亡届」になっています。

この書類は、係の方の指示に従ってほぼ書き終えましたが、後日提出するため一旦持ち帰ることになりました。

死亡診断書と預金通帳は、後日の提出に備えコピーをとってくれました。

他の書類もいったん持ち帰ることになりました。

父と私は住民票が異なりますが、父が老人ホームに入っている間、実家に半ば住み込んで定期的にホームを訪れ見守っていました。

別居の場合は、以下の「生計同一関係に関する申立書（配偶者・子用）」を添付する必要があります。

「第三者による証明欄」があり、持ち帰って第三者に署名してもらうことになります。

私は、1～3のうち、「3.①私と②父は別居していました。また、住民票上も別住所でした。」の項に、以下のように記入しました。

第三者による証明について、係の人は「電話番号を書くが確認の電話をするようなことはまずない」と言っており、それほど厳格に考えなくてもいいような印象でした。

ただし、第三者による証明欄の証明年月日の日付が申立書のあたまにある申立年月日以降になるように注意されました。

持ち帰って、父が入居していた老人ホームに書類を預け、施設長に記入してもらいました。

数日後すべての書類をそろえて再度「街角の年金相談センター」を訪れ提出しました。

▼提示・提出した書類

書類は受理されましたが、受理後に渡された書類に「生計については、審査により該当と判断されない場合があります。」との記述がありました。

自分自身の住民票や戸籍謄本はマイナンバーカードを使ってコンビニのマルチコピー機で取得することができます。

戸籍謄本については、本籍が住民票とは別の市区町村にある場合は、あらかじめ利用登録申請をする必要があります。

以下、熊取町公式チャンネルのYouTubeです。私の本籍は熊取町ではありませんが…。

市区町村までは画面表示からタップして選択しますが、地区名などは五十音で入力し漢字変換する必要があり少し手間取りました。私の本籍がある市区町村は翌日に利用可能になりました。

取得は申請よりずっと簡単でした。

戸籍謄本交付の手数料は、窓口・郵送では1通450円ですが、コンビニ交付は1通400円です。

別の申請で使うため住民票もコンビニで取得しました。住民票は事前登録がいりません。

住民票の写し交付の手数料は、窓口・郵送は1通300円ですが、コンビニ交付は1通200円です。

マイナンバーカードを利用したコンビニ交付はとても便利です。

未支給年金の申請が通るかどうかまだはわかりません。振込は2、3ヵ月かかるそうです。

父は軍人恩給も受給しており、その支給停止も電話で連絡しました。

未支給恩給の手続き書類を送ってくれるとのことでした。

未支給恩給については「生計同一」の審査はなく、民法に規定する相続人すなわち、配偶者、子（その代襲者等）、直系尊属、兄弟姉妹（その代襲者）に支給されるとのことです。