ナワキミノ

財政検証2024

公的年金「2024年財政検証」について

厚生年金保険法及び国民年金法の規定により、少なくとも5年ごとに、国民年金及び厚生年金の財政の現況及び見通しの作成、いわゆる「財政検証」が実施されます。2019年から5年ぶりに「2024年財政検証」が行われ、夏ごろに結果が公表される予定です。この記事では、2024年4月16日に開催された「第14回社会保障審議会年金部会」で配布された資料を元に、今回の財政検証の...
繰上げ繰下げ

妻の65歳時の年金手続き書類が届きました

妻は2024年4月に65歳になります。61歳からは「特別支給の老齢厚生年金」と「企業年金連合会の年金」を受給していましたが、65歳になると老齢基礎年金と本来支給の老齢厚生年金の受給権が発生します。妻は老齢基礎年金については70歳まで繰下げする予定です。今回送付された書類とその書類の内容について記事にします。「年金請求書 兼 年金生活者支援給付金請求書」の記入...
年金額計算シート

【2024年度版】厚生年金報酬比例額計算表 ダウンロードOK!

厚生年金の報酬比例部分を算出する表計算シート「2024年度分」を作成しました。過去の標準報酬額を入力することで厚生年金報酬比例額を正確に算出することができます。ぜひ、ダウンロードして活用してみてください。再評価率の改定厚生年金報酬比例部分を算出する場合、過去の標準報酬額に報酬年度毎の「再評価率」を乗じて再評価します。各年度報酬額×再評価率=再評価報酬額「再評...
繰上げ繰下げ

妻の老齢基礎年金の繰下げ受給を試算しました

妻は2024年4月で65歳になります。61歳から「特別支給の老齢厚生年金」を受給していますが、2024年5月分から本来支給の老齢厚生年金と老齢基礎年金が受給できることになります。老齢厚生年金と老齢基礎年金はそれぞれ別個に繰下げできます。老齢厚生年金は金額的にも大きくないので繰下げせず受給するとして、老齢基礎年金だけを繰下げすることにしました。老齢基礎年金の繰...
国民年金保険料

【2024年度版】国民年金保険料前納額、クレジットカード納付がお得、申込期限は2月末です

令和6年度(2024年度)の国民年金保険料の前納額は以下の通りになりました。令和6年度 国民年金保険料前納額 国民年金保険料令和6年度:16,980円/月令和7年度:17,510円/月前納額は、口座振替と現金納付(納付書納付)で異なっています。また、クレジットカード納付は現金納付と同じ金額になります。6ヶ月前納額(令和6年度前半または後半)口座振替 100,...
国民年金保険料

【2024年度版】国民年金保険料月額、令和6年度16,980円、令和7年度17,510円に決定

国民年金保険料は個人事業主などの「国民年金第1号被保険者」が毎月納付します。毎年1月に国民年金保険料が厚労省より公表されますが、2年前納額制度があるため令和6年度の金額は昨年すでに公表されており、今回は新たに令和7年度の額が公表されました。 ▼国民年金保険料(月額)令和6年度(2024年度):16,980円(前年発表)令和7年度(2025年度):17,510...
年金額年度改定

【2024年度版】厚労省発表の年金額を実際に算出してみました

令和6年1月19日に令和6年度の年金額が厚労省より公表されました。65歳から支給される年金を新規裁定年金、68歳になる年度から支給される年金を既裁定年金といいます。新規裁定年金2.7%の引き上げ老齢基礎年金(月額):68,000円老齢厚生年金(月額):230,483円既裁定年金2.7%の引き上げ老齢基礎年金(月額):67,808円老齢厚生年金(月額):未発表...
年金額年度改定

【2024年度版】令和6年度年金額、マクロ経済スライド適用、新規裁定・既裁定とも+2.7%、

令和6年1月19日、厚労省より令和6年度の老齢基礎年金と老齢厚生年金の年金額が発表されました。 65歳から支給される年金を新規裁定年金、68歳になる年度から支給される年金を既裁定年金といいます。令和5年度はそれぞれ異なる改定率になりましたが、令和6年度は両裁定年金とも+2.7%になります。また、令和5年度に続き、マクロ経済スライド調整も適用されます。令和4年...