老齢厚生年金

トピックス

TV朝日 年金の疑問 徹底調査! 検証その2 最高で月いくらもらえる?

テレビ朝日の番組「林修の今知りたいでしょ! 年金の疑問 徹底調査!」という番組を見ました。番組内では、以下の5つの年金の疑問について解説していました。何歳からもらうのが一番得?最高で月いくらもらえる?払った額を上回るのはいつ?年金で足りない人はどうしている?未納期間がある年金の額は?将来年金はもらえる?これらの項目について、私なりに検証していきたいと思います...
老齢厚生年金

特別支給の老齢厚生年金とは?支給開始年齢は?(2023年6月改定)

この記事は2019年4月に公開しましたが、2023年6月に改定しました。老齢厚生年金は、本来は、老齢基礎年金に上乗せする形で65歳から支給されます。「特別支給の老齢厚生年金」は、支給開始年金を65歳に引き上げる際の移行措置として、65歳になるまでの間だけ特別に支給されます。昭和29年(1954年)生まれの私は、61歳になった平成27年(2015年)から受給し...
老齢厚生年金

厚生年金報酬比例額の算出に用いる「再評価率」とは…改定再掲

老齢厚生年金報酬比例部分は、厚生年金加入期間の総報酬額に比例して算出されます。その総報酬額を算出するとき、過去の報酬額に再評価率を乗じて現在の手取り賃金水準に換算します。再評価率は、毎年度年金額改定率により改定されますが、年金額改定率にはマクロ経済スライド調整率が織り込まれており、再評価後の報酬額が調整され、年金額の伸びが賃金や物価の伸びよりも抑えられていま...
老齢厚生年金

みんなの年金額は?老齢厚生年金月額別人数(2019年度資料より)

2021年10月更新この「老齢厚生年金 月額別人数」は、以前、厚労省発表の2018年度のデータをもとに記事を書きましたが、2021年10月、グラフ描画をevervizからvisualizerに変更したので、2019年度のデータで記事を書き直しました。厚労省の公表データに老齢厚生年金月額別人数があります。そのデータをもとにして、老齢厚生年金受給月額の階級別受給...
老齢厚生年金

老齢厚生年金の報酬比例部分はどのように算出されるか実例で紹介します

老齢厚生年金の報酬比例部分はどのように算出されるか、私自身の例を参考に紹介します。本来水準・従前額保障 2通りの計算方法老齢厚生年金の報酬比例部分は本来水準の年金額と従前額保障の年金額の2通りの年金額を算出して、金額の大きいほうが支給されます。平成15年から賞与を含める総報酬制が導入され、導入前と導入後を別々に計算します。私の老齢厚生年金を算出したワークシー...
老齢厚生年金

振替加算が生まれた年度により減額されるのはなぜ?

加給年金と振替加算については以下の記事で詳しく取り上げました。今回は振替加算についてさらに詳しく調べてみました。加給年金から振替加算へ厚生年金加入期間が20年以上ある人が、65歳になり本来支給の老齢厚生年金の支給が始まるとき、65歳未満の配偶者がいる場合、本人の老齢厚生年金に配偶者加給年金が上乗せされます。その配偶者が65歳になり老齢基礎年金の支給が始まると...
老齢厚生年金

配偶者加給年金とは、振替加算とは、図解で説明します

私は、2019年8月に65歳になり老齢年金の本来支給が始まりました。65歳からは、年下の妻がいるため、老齢厚生年金に配偶者加入年金が加算されています。私の加給年金の金額は、特別加算額と合わせて以下の金額になっています。2020年度 390,900円2021年度 390,500円この配偶者加給年金は妻が65歳になると支給停止になり、代わって、妻の老齢基礎年金に...
老齢厚生年金

老齢厚生年金受給額の平均年金月額を調べてみました

厚生労働省から発表されている「年金事業年報」には、老齢厚生年金の受給額の平均値が記載されています。令和元年12月に発表された平成30年度の年報では、厚生年金保険(第1号)受給者の老齢年金平均年金月額が145,865円となっています。この年金額の算出根拠について詳しく調べてみました。厚生年金保険の平均年金月額厚労省「平成30年度厚生年金保険・国民年金事業の概要...