年金繰下げ受給計算シートを作成しました…ダウンロードOK

北アルプス 雲の平 木道全般

私の場合、61歳から「特別支給の老齢厚生年金」を受給していましたが、2019年8月で65歳になり、9月分から老齢基礎年金と老齢厚生年金の本来支給が始まります。

65歳からの本来受給に際し、老齢基礎年金と老齢厚生年金のそれぞれについて受給開始を希望するかどうかのお伺い的な手続きがあります。

その際、繰下げ受給の場合の年金支給額を計算するシートを作成しました。よろしければ、ダウンロードして使ってみてください。

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老齢基礎年金の繰下げは受給開始から約12年後に同額

老齢基礎年金を繰下げ受給した場合、何年繰下げたかに関係なく、受給開始から約12年後に繰下げしない場合の受取金額と同額になり、その後は終身で増額した年金額が受け取れることになります。

例えば、1年繰下げ66歳から受給開始した場合は78歳で、2年繰下げ67歳から受給開始した場合は79歳で、繰下げしない場合の金額に追いつくことになります。

その後は増額した年金額が終身で続くことになります。

老齢基礎年金額:a円
繰下げ期間:n年
増額率:0.084/年受給開始からy年後に追いつくとすると
a×(1+0.084n)×y=a×(n+y)
これを解いて
y=1÷0.084
y=11.9

加給年金が受給できる場合の老齢厚生年金の繰下げは?

厚生年金に20年以上加入していて年下の配偶者や18歳未満の子がいる場合、条件にもよりますが「加給年金」が支給されます。

この加給年金は繰下げ期間中は支給されず、繰下げによる増額もありません。したがって、加給年金が受給できる場合、老齢厚生年金を繰下げ受給することは考えにくくなります。

加給年金の受給条件に注意してください

配偶者加給年金が支給される条件

  • 受給者本人が厚生年金に20年以上加入している
  • 65歳で老齢厚生年金の本来支給が始まる
  • 配偶者が65歳未満である

以下の場合は加給年金が支給停止になります

  • 配偶者が65歳になり老齢基礎年金の支給が始まるとき(配偶者の老齢基礎年金に振替加算があります)
  • 配偶者が厚生年金に20年以上加入し65歳未満で特別支給の老齢厚生年金の支給が始まるとき
  • 本人の在職老齢年金が全額支給停止になるとき

50歳以上の方に届く「ねんきん定期便」の数値を確認してください

ねんきん定期便は、毎年誕生日月に、35歳、45歳、59歳のときは封書で、その他の年ははがきで届きます.
ねんきん定期便見本

50歳未満の場合は、それまでの加入実績で計算した老齢年金の額が表示されます。50歳以上の場合は、そのとき加入している年金制度に、60歳まで同じ条件で加入し続けたものと仮定して計算した老齢年金の見込額を表示しています。

59歳に封書で届くねんきん定期便には実際の支給額に最も近い見込額が表示されています。

繰下げ受給計算シートには、50歳以上の方に届くねんきん定期便の以下の数値を確認して入力してください

  • 老齢基礎年金
  • 老齢厚生年金 報酬比例部分
  • 老齢厚生年金 経過的加算部分

私の年金額を入力した入力例イメージです

繰下げ受給計算シート入力例

こちらからダウンロードしてください

LibreOffice Calc odsファイル


MicrosoftOfficeでの動作確認はしていませんが、たぶん開けると思います。

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