私は2015年61歳から「特別支給の老齢厚生年金」を受給しています。これは老齢厚生年金の報酬比例部分に相当します。
報酬比例部分の計算はとても複雑ですが、「ねんきん定期便」の標準報酬額を入力して計算する平成元年度版のワークシートを作成しました。
ねんきん定期便やねんきんネットに記載されている報酬額を入力すると厚生年金の報酬比例部分を求めることができます。
使っていただければ幸いです。
厚生年金の報酬比例部分は2通りの計算方法があります
老齢厚生年金の報酬比例部分は「本来水準年金額」と「従前額保障年金額」の2通りの計算方法があります。
文字通り本来の支給額は「本来水準年金額」ですが、「従前額保障年金額」が上回る場合はそちらの金額が支給されます。
私の場合は、「従前額保障年金額」が支給されています。
計算式は以下の通りです
昭和21年4月2日以降に生まれた人の計算式は以下の通りになります。
平均A・平均A’=H14年度以前の平均報酬月額
平均B・平均B’=H15年度以降の平均報酬額
※H15年度より賞与を含めた報酬額になりました
本来水準年金額
=平均A×0.007125×月数 +平均B×0.005481×月数
従前額保障年金額
=(平均A’×0.007500×月数+平均B’×0.005769×月数 )×改定率
厚生年金報酬比例部分の計算用ワークシート作成しました
無料のオフィスソフト「LibreOffice Calc」で厚生年金報酬比例部分の計算用ワークシートを作成しました。
「ねんきん定期便」の平均報酬月額を入力して厚生年金の報酬比例部分を求めてみてください。
計算シートのイメージ
入力方法
※千の位より上を記入してください(134,000円→134)
※賞与月は、標準報酬月額と標準賞与額の合計を記入してください。
年度 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 |
---|---|---|---|---|
平成13年 | 500 | 500 | 500 | 500 |
平成14年 | 500 | 500 | 500 | 500 |
平成15年 | 500 | 500 | 500 | 1100 |
平成16年 | 500 | 500 | 500 | 950 |
こちらからダウンロードしてください
LibreOffice Calc odsファイル
kousei-nenkin-keisan-R01
MicrosoftOfficeでの動作確認はしていませんが、たぶん開けると思います。
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不具合等あればメッセージください
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