ナワキミノ

年金額年度改定

【2022年度版】マクロ経済スライド調整の仕組み、2022年度の調整率は次年度以降に繰り越し

マクロ経済スライド調整とは、現役の被保険者の減少と平均余命の伸びに応じて年金額を抑えるしくみです。 2022年度のマクロ経済スライド調整率はマイナス0.2%です。2021年度に続き2年連続の繰り越しとなりました。昨年度とあわせてマイナス0.3%が次年度以降に繰り越されます。 マクロ経済スライド調整の仕組みについてまとめました。
私の年金リアル

【2022年6月】年金振込通知書の内容を確認しました

毎年6月に、新年度の「年金額改定通知書」と「年金振込通知書」が通知されます。 本記事では2022年6月に通知された「年金振込通知書」の内容について確認します。 年金額改定通知書【2022年6月】 2022年6月に通知された「年金額改定通知書」です。 この「年金額改定通知書」の金額については以下の記事で詳しく紹介しています。 年金振込通知書【2022年6月】 ...
年金額年度改定

改定通知書の年金額と振込通知書の1年間の合計金額が一致しない理由

私の2021年度の老齢年金は以下の金額です。 年金改定通知書  :2,075,587円6回分の支払額合計:2,075,585円 各回の支払額は1円未満が切り捨てられ、切り捨てられた端数分は合計されて2月に加算されますが、それでも、2円少なくなっています。 この理由について、詳しく調べました。 以下の記事の中で間違った理解をしていたので、この記事で訂正します。...
私の年金リアル

【2022年6月】年金額改定通知書の金額を確認しました

新年度の年金支給額は毎年6月に「年金額改定通知書」で通知されます。 令和4年度(2022年度)の年金額が通知されたので、内容を確認していきます。 令和4年度年金額改定通知書 令和4年度の年金額が6月初旬にハガキで通知されました。 令和4年度:2,067,131円 令和3年度:2,075,587円 増減額  :▲8,456円(▲0.41%) 国民年金(基礎年金...
繰上げ繰下げ

年金の繰下げ制度改正、損得を詳しく検証します

老齢年金は通常65歳から受給開始となりますが、希望により受給開始を繰下げることができます。 2022年4月より、繰下げの最長期間が5年から10年になり、最大75歳まで繰下げできるようになりました。 繰下げにより1ヵ月当り0.7%増額され、1年繰下げで8.4%、5年繰下げで42%増加、10年繰下げで84%増加します。 この記事では繰下げ受給の損得について詳しく...
繰上げ繰下げ

2022年年金改正、繰下げ待機中に繰下げせず一括で受取る場合は…

2022年の年金制度改正で、2022年4月1日時点で70歳未満の人は、最大75歳まで繰下げできるようになりました。 繰下げ増額率は1ヵ月当り0.7%、1年当り8.4%、5年繰下げると42%増加、10年繰下げると84%増加します。 ただ、繰下げ待機中の諸事情により、繰下げを申請せず、繰下げ増額前の年金を一括で受取ることも可能です。 今回の繰下げ制度改正で、繰下...
トピックス

年金繰下げ増額率が1ヵ月当り0.7%になっている理由を調べました

2022年の年金制度改正で、年金繰下げが75歳まで可能になり、話題になっています。 2022年4月1日時点で70歳未満の人は、最大75歳まで繰下げできます。 繰下げ増額率は1ヵ月当り0.7%、1年当り8.4%、5年繰下げると42%増加、10年繰下げると84%増加します。 繰下げによる増加率が1ヵ月当り0.7%になっている理由を調べてみました。 日本経済新聞の...
所得税・住民税

【2022年度版】65歳からどうなる?年金受給者の個人住民税

個人住民税は、個人ごとに、前年の収入により決定します。 令和4年度の個人住民税は令和3年1月から12月の収入により決定します。 令和2年の税制改正により、基礎控除額などが改正され、令和3年度徴収分から適用されています。 65歳からの年金受給者の個人住民税の算出方法、徴収方法などを確認しました。 個人住民税の課税の仕組み 個人住民税は個人にかかる税金です。 一...