2019年6月1日の日付で、厚生年金保険の「年金額改定通知書・年金振込通知書」が届きました。
私は、2015年8月で61歳になり、9月分より「特別支給の老齢厚生年金」を受給しています。
2019年4月分(6月14日支払分)からの年金額は、法律の規定により、2018年度から0.1%の増額となるため、「年金額改定通知書」が送られてきました。
また、私は2019年8月で65歳になり9月分より年金の本来支給が始まるので、今回の「年金振込通知書」には、6月から8月までの振込金額が記載されていました。
年金額(年額)930,523円
これが今回届いた「年金額改定通知書・年金振込通知書」です。
年金額(年額)930,523円
これは、特別支給の老齢厚生年金の金額です。厚生年金の報酬比例部分の金額が支給されます。
老齢厚生年金の報酬比例部分の計算には2通りの方法があります
特別支給の老齢厚生年金は、老齢厚生年金の報酬比例部分が支給されます。報酬比例部分の計算には2通りの方法があります。
- (1)本来水準の年金額
- (2)従前額保障の年金額
厚生年金報酬比例部分計算用シートで算出してみました
ねんきん定期便や年金ネットに記載されている各月の標準報酬額を入力し厚生年金の報酬比例部分を算出する計算用シートを作成しています。
これに入力し年金額を求めてみました。
年金額は従前額保障年金額でした
年金額(年額)930,523円は従前額保障年金額でした。1円の誤差が出ました。端数計算の違いだと思われます。
振込金額を確かめました
振込は2ヶ月毎に15日に行われます。土曜日曜休日が重なるときは、15日よりの金融機関営業日に行われます。
4,5月分は6月に、6,7月分は8月に振り込まれます。
930,523円÷12×2=155,087円
9月分からは65歳になり老齢年金の本格支給が始まるので記載はありません。
まとめ
今回の年金額通知書の金額は特別支給の老齢厚生年金で老齢厚生年金の報酬比例部分の金額です。
通知が届いた方は、厚生年金の報酬比例部分を算出する計算用シートを作成していますので、ねんきん定期便や年金ネットに記載されている標準報酬額を入力して確認してみてはいかがでしょうか。