ナワキミノ

年金額年度改定

【2025年度版】マクロ経済スライド調整の仕組み、令和7年度は-0.4%を適用

マクロ経済スライド調整とは、現役の被保険者の減少と平均余命の伸びに応じて年金額を抑えるしくみです。令和7年度(2025年度)の調整率は-0.4%が適用され、その結果年金改定率は+1.9%になりました。マクロ経済スライド調整の仕組みについてまとめました。令和7年度調整率-0.4%の算出マクロ経済スライド調整率は以下の2つの数値を乗じて算出します公的年金被保険者...
年金額年度改定

【2025年度版】令和7年度年金額、マクロ経済スライド適用、新規裁定・既裁定とも+1.9%

令和7年1月24日、厚労省より令和7年度の老齢基礎年金と老齢厚生年金の年金額が発表されました。 65歳から支給される年金を新規裁定年金、68歳になる年度から支給される年金を既裁定年金といいます。令和7年度はマクロ経済スライド調整が適用され、両裁定年金とも+1.9%になります。令和7年1月24日 厚労省発表毎年1月に新年度の老齢年金の年金額改定率が厚生労働省よ...
財政検証2024

<2024財政検証>基礎年金と厚生年金のマクロ経済スライドの調整期間を一致させる案について

厚生年金保険法及び国民年金法の規定により、少なくとも5年ごとに、国民年金及び厚生年金の財政の現況及び見通しを作成する「財政検証」が行われます。「2024年財政検証結果」が、2024年7月3日の第16回社会保障審議会年金部会で公表されました。財政検証では現行制度での見通しに加え、制度改正による「オプション試算」も公表されています。今回は、以下の5つのオプション...
財政検証2024

<2024財政検証>年代ごとに受け取れる年金額の試算が提示されました

厚生年金保険法及び国民年金法の規定により、少なくとも5年ごとに、国民年金及び厚生年金の財政の現況及び見通しを作成する「財政検証」が行われます。前回は2019年に実施されましたが、2024年7月3日の第16回社会保障審議会年金部会で「2024年財政検証結果」が公表されました。その中で、今回新規の試算として、年代ごとに65歳時点で受け取れる年金額の推計が提示され...
財政検証2024

<2024財政検証>年金額の指標となる「所得代替率」について

2024年7月に「2024年財政検証」が公表されました。財政検証では、公的年金の給付水準の見通しを示す目安として「所得代替率」という数値が用いられています。この「所得代替率」について詳しく見ていきます。モデル年金と所得代替率財政検証の年金額は、いわゆる「モデル年金」という年金額で給付水準を算定しています。モデル年金とは、夫が平均的な収入で40年間就業し、その...
財政検証2024

<2024財政検証>7月3日財政検証結果が公表されました

厚生年金保険法及び国民年金法の規定により、少なくとも5年ごとに、国民年金及び厚生年金の財政の現況及び見通しの作成する「財政検証」が行われます。前回は2019年に実施されましたが、2024年7月3日の第16回社会保障審議会年金部会で「2024年財政検証結果」が公表されました。各報道機関の無料で読める関連記事をまとめました。関連記事NHKYAHOOニュース読売新...
国民健康保険

【2024年度版】65歳からどうなる?年金受給者の国民健康保険

国民健康保険は年金生活を健康面で支えてくれる重要な仕組みです。いっぽう、その保険料は介護保険料とあわせて、少なくない出費となります。年金生活者の国民健康保険料についてはまとめました。国民健康保険の内訳国民健康保険料は世帯単位で算出し、世帯主が納付します。国民健康保険料の内訳医療給付費分(医療分)病院を受診した際の保険給付費分や、出産育児一時金、葬祭費などに充...
私の年金リアル

【2024年6月】私の年金振込通知書の内容を確認しました

毎年6月に、新年度の「年金額改定通知書」と「年金振込通知書」が通知されます。本記事では2024年6月に通知された「年金振込通知書」の内容について確認します。年金額改定通知書・年金振込通知書【2024年6月】▼年金額改定通知書▼年金振込通知書「年金額改定通知書」の金額については以下の記事で詳しく紹介しています。6月の支払額「326,556円」について年金額の2...