ナワキミノ

年金関連データ

主な年金制度改正の歩み

1986年(昭和61年)4月に新法の国民年金が施行され、1階を基礎年金、2階を被用者年金とする2階建ての年金制度がスタートしました。それから現在に至るまで社会情勢の変化に伴い様々な制度改正が行われてきました。1985年(昭和60年)以降の主な年金制度の改正についてまとめました。1985年(昭和60年)基礎年金制度の導入全国民共通の「基礎年金」を創設しこれを1...
トピックス

日興フロッギーに「30年後、年金はいくらもらえる?」という記事がありました

私は個別株投資に「日興フロッギー」を利用しています。日興フロッギーの記事に「30年後、年金はいくらもらえる? 将来の年金を予測」という記事を見つけました。もともとは三井住友銀行のマネー情報サイト「マネービバ」から転載された記事です。記事の中では、5年ごとに行われる財政検証をもとに、20年後、30年後の公的年金の未来についてまとめています。財政検証は公的年金制...
年金額年度改定

【2022年度版】マクロ経済スライド調整の仕組み、2022年度の調整率は次年度以降に繰り越し

マクロ経済スライド調整とは、現役の被保険者の減少と平均余命の伸びに応じて年金額を抑えるしくみです。2022年度のマクロ経済スライド調整率はマイナス0.2%です。2021年度に続き2年連続の繰り越しとなりました。昨年度とあわせてマイナス0.3%が次年度以降に繰り越されます。マクロ経済スライド調整の仕組みについてまとめました。
私の年金リアル

【2022年6月】年金振込通知書の内容を確認しました

毎年6月に、新年度の「年金額改定通知書」と「年金振込通知書」が通知されます。本記事では2022年6月に通知された「年金振込通知書」の内容について確認します。年金額改定通知書【2022年6月】2022年6月に通知された「年金額改定通知書」です。この「年金額改定通知書」の金額については以下の記事で詳しく紹介しています。年金振込通知書【2022年6月】2022年6...
年金額年度改定

改定通知書の年金額と振込通知書の1年間の合計金額が一致しない理由

私の2021年度の老齢年金は以下の金額です。年金改定通知書  :2,075,587円6回分の支払額合計:2,075,585円各回の支払額は1円未満が切り捨てられ、切り捨てられた端数分は合計されて2月に加算されますが、それでも、2円少なくなっています。この理由について、詳しく調べました。以下の記事の中で間違った理解をしていたので、この記事で訂正します。日本年金...
私の年金リアル

【2022年6月】年金額改定通知書の金額を確認しました

新年度の年金支給額は毎年6月に「年金額改定通知書」で通知されます。令和4年度(2022年度)の年金額が通知されたので、内容を確認していきます。令和4年度年金額改定通知書令和4年度の年金額が6月初旬にハガキで通知されました。令和4年度:2,067,131円令和3年度:2,075,587円増減額  :▲8,456円(▲0.41%)国民年金(基礎年金)750,31...
繰上げ繰下げ

年金の繰下げ制度改正、損得を詳しく検証します

老齢年金は通常65歳から受給開始となりますが、希望により受給開始を繰下げることができます。2022年4月より、繰下げの最長期間が5年から10年になり、最大75歳まで繰下げできるようになりました。繰下げにより1ヵ月当り0.7%増額され、1年繰下げで8.4%、5年繰下げで42%増加、10年繰下げで84%増加します。この記事では繰下げ受給の損得について詳しく検証し...
繰上げ繰下げ

2022年年金改正、繰下げ待機中に繰下げせず一括で受取る場合は…

2022年の年金制度改正で、2022年4月1日時点で70歳未満の人は、最大75歳まで繰下げできるようになりました。繰下げ増額率は1ヵ月当り0.7%、1年当り8.4%、5年繰下げると42%増加、10年繰下げると84%増加します。ただ、繰下げ待機中の諸事情により、繰下げを申請せず、繰下げ増額前の年金を一括で受取ることも可能です。今回の繰下げ制度改正で、繰下げせず...